プレイ記『ローランド』

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最後に堤防は決壊したが、果たして最終得点は…?

 

以前レビュー記事を書かせていただいた『ローランド』について、今回は過去のプレイを振りかえってみたいと思います。

 

私、ペンギンさん、麻呂さん、銀行さんでプレイ。

序盤は全員手持ちの資材に合わせて建物を建てる展開。

私が「建物を建てると追加で堤防アクション」

ペンギンさんが「羊4頭飼える」

麻呂さんが「柵を建てると無料で追加の一本」

銀行さんが「周囲の放牧地に羊2頭飼える」の建物を建て、序盤は基本的にそれぞれの建物効果を中心に戦略を立てていきました。

 

堤防系の建物の私、堤防アクションを追加する建物を買った銀行さんが序盤から堤防アクションを選択したのと、波の数が小さかったため二回連続で堤防が決壊せず。中盤以降は羊の価値と需要が急上昇しました。

そんな中先んじて羊を売り出したのがペンギンさん。併せてお金で点数が生まれる高潮建物を購入。私も羊需要に乗り遅れないようにと、羊を増やせる高潮建物を購入。

 

以降価値の低い堤防アクションを選びづらい状況のため、スタPを維持し続ける私。羊市場を支配していきます。一方堤防で出遅れていた麻呂さんはそちらを諦め堤防決壊トークンをなかったことにできる高潮建物を購入。

堤防アクションを得意とした私と銀行さんも合わせて、決壊した方が得なプレイヤーが3人となり最後は決壊。ペンギンさんの羊が2匹流されゲーム終了。

 

結果は堤防ポイント、羊の数共に2番手の私が勝利。6ラウンド全てでスタPを取って羊市場で自由だったこと、羊高潮建物をタイミングよく買えたこと、最後に堤防決壊派が多数になったことが大きな要因だったかなと思います。

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私の最終盤面。堤防系建物2つと羊系建物2つでバランスよく出来た。

 

最終的には、

堤防リードを活かして全体にバランスよく進められた私

羊を建物で飼い柵を一本も建てず資源をやりくりしたペンギンさん

いち早く建物と柵を作りきり豊富な資材で農場の全マスを使った麻呂さん

建物で羊を飼う効率を上げながら最後は堤防で一位にもなった銀行さん

と、各々の個性ある戦略が見られたナイスゲームでした。

どの建物も決定的にゲーム全体の戦略を縛るほどの強さはなく、ゲーム中に変化する相場と合わせて戦略を変更でき、変更する必要がある点が、このゲームの特徴であり魅力だと思います。また建物の出方やプレイヤーのプレイ傾向によって展開は毎回大きく異なるので、何度でも楽しめるゲームです。

早くも次のプレイが待ち遠しく思います。